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2010年09月24日 タミフル耐性株 新薬効果なし

 新型インフルエンザウイルスのうち、治療薬タミフルに耐性を持つものは、今年1月に製造販売が承認された新薬ラピアクタ(一般名・ペラミビル)にも耐性があることが、国立感染症研究所の研究でわかった。

 感染研の小田切孝人・インフルエンザウイルス研究センター第1室長によると、昨季に国内で流行した新型ウイルス6915株のうち、75株(約1・1%)がタミフルの効かない耐性株だった。この75株を調べたところ、すべてラピアクタにも耐性があった。別の治療薬リレンザに対しては、どの株も耐性がなく、投薬の効果がみられた。

 ラピアクタは点滴薬で、約15分間の点滴を1回投与する。飲み薬のタミフル、吸入薬のリレンザを使用しにくい呼吸器疾患のある人や高齢者に使いやすい。

(2010年9月23日)

読売新聞

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