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タミフル110番

 

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皆様の声

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2020年01月25日 【615】 タミフル服用 1歳  女性  匿名 さんより  ・・・・タミフル110....

被害を受けた方 = 子供
年齢 = 1
性別 = 女
体重 =
発症年月日 = 2020 1 20
どのような被害 =

月曜午後発熱→医者発熱したばかりだったので抗生物質だけもらい、翌日熱があれば再来 座薬1回
火曜熱下がらず医者→インフルA この日2回タミフル投与、抗生物質も一緒に。
あまりの高熱に座薬2回 
眠くても、眠りに入るところで、ビクッ!とし怖い、落ちると泣き叫ぶの繰り返し。なかなか眠れず。食欲はなし。水分はとる。
夜中、1人でしゃべりだす。うつぶせで何もない布団で物があるかのようにおままごと。物が落ちた、拾って、と言う。歌い出す。そのうち疲れて寝る。

水曜朝、まだ熱38近く、薬飲む。昼ごはん軽く食べる。
日中はほぼ寝ていた。夜すこし機嫌の良いときがあり、笑っていた。
薬を飲む。
夜中のことが怖かったので、医者にタミフルやめていいかと問合せたが、タミフルのせいではないから飲みきるようにと言われる。

夜中、おむつを変えると怒り散らかす。今までにみたことのない怒り 方で、叫ぶ、たたく、ズボンを噛みちぎろうとする。捨てに行こうとする。
水分をとると落ち着いて寝てくれた。

今朝、ぐっすり寝て10時に起きる。36.7。
機嫌の起伏が激しい。怒ると手に負えない怒り方をする。泣き叫ぶ。
ご飯すこし食べて、タミフルの副作用がこわく、抗生物質だけのみ、1時間たらずでまた眠いといいまた眠っている。
症状に対する治療 = 薬を止めた
副作用に対する治療(その他) = 飲みきれと言われたが、また起伏が激しくなるのかと思うと、飲ませるに抵抗あり。。
現在の症状 = 一応収まった
現在の症状(その他) = 寝過ぎなくらい寝ている。
タミフル服用から副作用と思われる症状が出るまでの時間 = 10
服薬記録 =

1日目なし←発熱した日
2日目2回←もらった日
3日目2回
4日目まだ
その他 =

[00640]

匿名さま
 
高木医師(小児科医)から、すでに電話でお話があったと存じますが、あらためて、書
面で、NPO法人医薬ビジランスセンター(薬のチェック)浜(内科医)がお答します。

 タミフルを中止されたことは、「正しい判断」でした。もう1日早くてもよかったと
思います。それに至るまでの、インフルエンザの治療について、少しコメントしておき
たいと思います。

 まず、インフルエンザやかぜなどウイルスによる感染症は、発症初期に、どんなに症
状を軽くしようと思っても、無駄であることを、知っておいてください。
 悪寒(さむけ)、戦慄(ふるえ)、発熱などは、ウイルスを追い出すための体に自然
に備わった反応です。数時間から、半日、ないし1日程度は症状が強くなり、その後は
ウイルスが減り始めて、症状が自然に軽くなっていきます。
 発症の初期に、発熱しているからと解熱剤を使うと、体は軽くなりますが、ウイルス
にとっても居心地がよくなり、ウイルスが増殖しますので、体にとってはより高く発熱
する必要が生じてきます。そのためために再び、悪寒・戦慄・高熱を起こします。サラ
金や高利貸しに借金すると、その場しのぎで楽になりますが、利息の返済は大変になる
ことと、似ています。
 まず、初日(月曜日)には早く受診しすぎましたね。発熱だけなので、「抗生物質だ
け」という処方もいただけません。早速「座薬(たぶん解熱剤でしょう)」というのも
よくなかったです。
 翌日(火曜日)、熱下がらず、インフルエンザAと診断、タミフル。あまりの高熱に
座薬2回。これは前日の座薬で一時的に解熱しているあいだに、ウイルスが増殖したた
めに、翌日さらに高熱になった可能性があります。
 こうして、解熱剤をつかって、再度高熱になった場合には、発熱だけでなく、いわゆ
るインターフェロンや、インターロイキン、腫瘍壊死因子(TNF-α)などのサイトカイ
ンがたくさん誘導されて、インフルエンザの症状を重くすると同時に、肝臓に働いて、
タミフルの解毒を抑え、脳内部にタミフルが入りこみやすくします。
 そのためにタミフルによる異常行動や呼吸抑制などが起こりやすくなります。
 火曜日2回、水曜日2回服用したタミフルが、脳内にたくさん移行して、異常行動を
起こしたと考えてよいです。
 
>水曜朝 ・・・・ 夜中のことが怖かったので、医者にタミフルやめていいかと問合
せたが、タミフルのせいではないから飲みきるようにと言われる。
 
 本当はここで、医者のいうことを聞かずに中止していれば、もっと早く治まっていた
と思いますが・・・・。
 厚生労働省が、タミフルと異常行動との因果関係を「否定」してしまっているので、
このように答える医師がどんどん増えていっています。「医師の責任」というよりも、
厚生労働省の責任が大きいです。このような間違った考え方とする医師がいること自体
を責めるわけにはいかなくなってしまいました。
 しかし、厚労省の考えを疑っている医師も、かなりいるはずです。
 
 木曜日は、徐々に症状は治まってきたのは、それでも自然の治癒力があって、サイト
カインの出方が少なくなってくるとともに、タミフルの脳内への移行も少なくなり、し
かも、木曜日からはタミフルを飲ませなくなったからといえるでしょう。
 
 脳中への移行が多い場合、異常行動を通り越して、呼吸が止まり、酸素欠乏で脳症を
起こした人もいます。大人でもいますが、1歳前後では、より起こしやすいので、その
ような最悪の状態にならなくて、よかったと思います。
 
 タミフルの怖さだけでなく、解熱剤の怖さも、ぜひ勉強してください。以前のような
、ポンタールやボルタレンなどが使われなくなり、強力な解熱剤による脳症は、最近で
はなくなりましたが、アセトアミノフェンといえども、平熱まで下げるような解熱剤の
使い方では、ウイルス感染や細菌感染症では、感染症をかえって悪化させます。
 
 熱は、基本的に41℃代までは大丈夫です。その間はウイルスや細菌がやっつけられて
いるのだと思って、自然に体温が下がり始めるのを待ちましょう。

 詳しくは、NPO法人医薬ビジランスセンター(薬のチェック)が発行している、
「くすりで脳症にならないために」
https://npojip.org/contents/book/book011.html
をお読みください。

NPO法人医薬ビジランスセンター(薬のチェック) 浜 六郎 (内科医)

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